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日銀の追加金融緩和をどうみるか

 2012-02-14
日銀が金融政策決定会合において追加金融緩和を決定しました。資産買い入れ基金を10兆円増大させました。やらないよりはまだましですが、これでは長期国債買い入れが本当に行われるのかが未定であり、果たしてどのような効果があるのかという疑問が残ります。数多くのエコノミストがコメントを出していますが、ここでは白川浩道氏のコメントが、一番適切だと考えますので、下記に転載します。


転載始め


追い詰められた措置、遅きに失し効果小さい
<クレディスイス証券 チーフエコノミスト 白川浩道氏>

このタイミングで10兆円の基金増額を実施したのは、よほど追い詰められたのだろう。デフレ対応と、財政悪化に対する一種のマネタイゼーション、そして円高対応だろう。しかし、これまで円高を放置しておいて空洞化に拍車がかかってしまった段階でいくら緩和を実施しても、遅きに失している。政治家サイドにしてみれば、もはや地方の雇用がもたない状況になっている。政治の圧力が高まるのも当然だ。

基金を10兆円増額しても、実際に全て買い入れるかというと、これまでの資産買い入れの進ちょく状況や緩和姿勢からみて、はなはだ疑問だ。しかも、今回は買い入れ対象の残存年限を延長せず、引き続き基金での買い入れにとどめているところから、本当の意味での量的緩和とは言えないのではないか。本当の緩和についてやる気があるなら、今後、輪番オペで長いレンジの長期国債を買い入れ、しかも銀行券ルールを外すだろう。おそらく残された手段が少ない中で、今年中にそうした措置に踏み切らざるを得ないだろう。

転載終わり


白川氏の指摘の通り、あくまでも資産を購入するための基金を増額したに過ぎないというのがミソでしょう。本確定に長期国債の買い切りオペを行うのならば、金融緩和の効果がでると言えますが、これでは「どうなるかわからない」というのが正直なところでしょう。日銀なりに金融緩和を実施している姿勢はあるとしても、本気でデフレ脱却をしようとする政策だとは言えません。

効果は限定的だとみてよさそうです。

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