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覆面介入1兆円をどうみるか?

 2012-02-07
財務省は、昨年11月に極秘に外国為替市場で円売りドル買いをすすめた「覆面介入」を1兆円強おこなったことを明らかにしています。安住財務相は、「国益」という言葉で表現をしていますが、一体これをどのようにみるべきでしょうか。

関連記事転載

昨年11月の「覆面介入」1兆円超、安住財務相「国益守るため」ロイター 2月7日(火)9時29分配信

[東京 7日 ロイター] 政府・日銀が昨年11月1日から4日にかけて、外為市場で円売り介入の実施を公表しない「覆面介入」を、1兆円規模で実施していたことが明らかになった。

財務省が7日に発表した2011年10―12月の外国為替平衡操作の実施状況によると、安住淳財務相が会見で介入を公表した10月31日の8兆0722億円に続き、11月1日に2826億円、2日に2279億円、3日に2028億円、4日に3062億円のドル買い/円売り介入を行っていた。

財務省が昨年11月に発表した10月28日から11月28日までの介入額が9兆0916億円と巨額だったことを受け、市場では政府・日銀が介入を正式発表した10月31日以降も、断続的に為替介入が行われている可能性を指摘する声が出ていた。

安住淳財務相は7日の閣議後会見で、歴史的な円高に対応して昨年11月に覆面介入を実施したとの報道に関連し、投機的な動きから国益を守るために必要ならいかなる措置も取ると述べてきたとし、それを行動に移しただけだと語った。

安住財務相は、覆面介入について、当時から「あらゆる選択肢を排除しないし、やるときはやると申し上げている」とし、「投機的な動きがはっきりし、実体経済とかけ離れて投機筋が自己利益を得るために市場を歪めることがあれば、国益を守るために必要ならいかなる措置も取ると申し上げている。それを行動に移しただけだ」と述べ、覆面介入を行った背景を説明した。

市場では「1ドル76円ちょうどのところは意識されているので、そこを攻める際には一定の歯止めにはなるだろう。ただ、思ったよりも小粒という印象があり、これでさらに疑心暗鬼になるかどうかは微妙だ」(みずほ証券FXストラテジスト、鈴木健吾氏)との指摘があった。

(ロイターニュース 基太村真司、吉川裕子、志田義寧;編集 石田仁志)


転載終わり

記録的な円高が進行している中、全くの無策ではないにせよ、為替介入の効果は限定的だということをこのブログで何回も指摘しています。特に、単独介入の場合は短期国債を発行して民間から借金をし、実際日銀が購入するというプロセスを踏みます。これ自体の政策が間違っているわけではありません。

ただし、国際金融の常識では、単独よりも協調介入という手段をとることが多いこと。また、為替市場は流動的なので、同時に金融緩和をしないとすぐに円相場が上がるので購入したドル資産が目減りすることを指摘せざるを得ません。いわゆる、非不胎化をしなければいけないわけです。

理由は、現在の円高はデフレと関連があるからです。デフレ脱却と行き過ぎた円高を是正したいならば、介入と同時に金融緩和をしないと効果が薄れてしまいます。

安住財務相は「国益を守るため」と発言されていますが、円高の根本原因であるデフレ脱却をせずして語るべき言葉ではありません。
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