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予想通りインフレ目標に難色を示した白川総裁

 2010-02-19

日銀の白川総裁が、インフレ目標に対して慎重な姿勢を示しました。ある意味、予想通りなので驚きはしません。ここに来て管直人氏がインフレ目標について触れていたので、政府からの圧力をかわし、日銀の独立性を保ちたいのでしょう。この点、私は菅直人氏はインフレ目標1%を出したことは評価したいと思います。1%では低すぎると思いますが、おそらく勝間さんの政策提言を受けてのものでしょう(勝間さんのブレイン、上念司氏が深く関わっていると推測される)ただ、インフレ目標に対して以下のようにコメントしているのは納得しかねます。

「物価動向だけに過度な関心が集まる結果、金融・経済の不均衡が見過ごされ、金融危機発生の一因になったという問題意識が高まっている」

これは、おそらくアメリカのサブプライムショックに対しての、先進国間でとられている認識でしょう。私には、金融・経済の不均衡が見過ごされるという表現は、何を指しているのかよく分かりません。レバレッジのことなのか、それともアメリカのバブル全体のことなのかは不明です。上記のコメントだけでは判断できませんが、各国の総裁の見解だから、日本ではインフレ目標はやらないということなのでしょうか。

それはともかく、日本は先進国間では一番デフレが進行しています。各国とは事情が違います。日本はデフレ下の不況です。デフレギャップは40兆円とも言われています。充分に経済の不均衡が存在します。それを克服するのが日本の役割です。よって、白川総裁のコメントは的が外れているように感じます。今は、日本は世界の中で一番景気対策を打たなければいけません。そして、日銀は世界で最もデフレ対策をやらなければいけないのです。インフレ目標を否定するなら、それに代わる代替案を出すべきですが、政策決定会合では政策金利据え置きだけですね。これでは、真剣にデフレ脱却を議論したとは言えません。

ただ、ここに来てインフレ目標を議論しだしたことは良いと思います。インフレ目標が正しいかどうかは別にして、デフレ脱却に向けてのオプションの一つしては検討可能だからです。

アメリカのWall Street Journalでは、ようやく始まった日本のインフレ目標に関して皮肉を込めた論説が出たようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000304-wsj-bus_all

先進国では、この記事にあるとおり、既に議論が終わって次のステージに入っています。日本では、これまで日銀の頑迷な反対によって封じ込められていましたが、10年の歳月を超えて復活したのも、予想以上にデフレが進んでいるからでしょう。日銀には、継続的な金融緩和を発表している以上、もっと踏み込んだ議論に対しても納得する説明をして欲しいものです。今後の日銀からはしばらく目が離せません。

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