スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)
タグ :

米FRBが追加量的緩和策を打ち切り

 2011-04-28
リーマンショックから今年で3年。
FRB議長のベン・バーナンキ議長は、かなりの金融緩和を行ってきました。
バーナンキ議長は、日本の「失われた10年」を相当研究していただけではなく、大恐慌研究の泰斗でもあります。ここまでは、ほぼ議長の経済政策は予定通り行われてきたと言えるでしょう。
 
しかしながら、アメリカ国内のインフレ懸念と他の地区連銀総裁からのプレッシャーもあり、とうとう追加量的緩和を打ち切りになりました。
下記の記事をご覧ください。
 
転載始め

米、追加量的緩和を終了へ=ゼロ金利政策は据え置き―FRB

時事通信 4月28日(木)3時0分配信
 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は26、27の両日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、総額6000億ドルの米国債を購入する追加量的緩和策を予定通り6月末に終了することを決めた。事実上のゼロ金利政策は据え置いた。FOMC後の声明では景気について「経済回復は緩慢なペースで進んでいる」とする一方で、「過去数カ月間にインフレが高進した」として、警戒感を示した。
 27日午後2時15分(日本時間28日午前3時15分)からはバーナンキFRB議長が、FRB史上初の定例記者会見を行う。FOMCを構成する12の地区連銀総裁の間では、インフレへの懸念から、早期に一部の緩和策を撤回するよう求める声も強まっているが、議長にはこうした不協和音を解消し、政策や経済認識について、FRBとして明確なシグナルを送る任務が課されている。 

転載終わり
 
ゼロ金利は据え置かれたことから見て、バーナンキ議長はまだまだアメリカ経済の状態には楽観視していません。「経済回復は緩慢なペースで進んでいる」ということと「過去数カ月間にインフレが高進した」ということから考えると、アメリカ経済の実質成長率は低下すると予想したのかもしれません。
議長から見たら、成長率が伸び悩んでいると、本心で考えていると予想されます。
 
ただ、学者の立場と連銀総裁の立場は違います。
12の地区連銀総裁からの意見もありますし、マーケットからの圧力も加味されます。
特に、量的緩和によるインフレ懸念が高まっていることに投資家が反応したら、あとは「いつ利上げするのか」ということになるでしょう。この辺は、慎重に対応すると思われます。
ゼロ金利が据え置かれたのはそのためでしょう。
 
いずれにしても、アメリカでは量的緩和がインフレ懸念を引き起こしています。
少なくとも、デフレによる悪弊はないわけです。
翻って日本の日銀はどうでしょうか。
物価の安定を第一に考えているのは結構ですが、アメリカやイギリスの中央銀行総裁の行動からみても、非常に消極的な感じが否めません。その証拠が、2008年以降のマネーストック比が他の先進国と比べて低いことに表れています。
 

 
 
日銀の内部文化として、インフレファイターとしての遺伝子があることは十分承知です。
もちろん、行き過ぎたインフレは経済に弊害を及ぼしますが、適度なインフレ(世界標準では4%程度ほど)なら経済成長をもらします。日銀が、手堅く仕事をするのはよいとしても、デフレをいまだに脱却できていないことを見れば、まだまだ改善の余地があることは言うまでもないでしょう。
 
デフレ脱却がいまだに見えない日本経済。対して、インフレ懸念から追加量的緩和をやめるアメリカ。
これは、日銀総裁と連銀総裁の経済認識の違いが反映されているようにしか見えません。
 
 
 
タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://yutasteve.blog.fc2.com/tb.php/46-63b3c98c

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。