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停止要請に苦悩する中部電力

 2011-05-08
一昨日の、突然首相による浜岡原発の全面停止要請に戸惑う中部電力。
要請とはいえ、首相自らの要請は命令に近い重みがあります。
当然、中部電力にはあらゆる角度から議論がなされることになります。
性急な方は、首相の判断は正当であると結論付けているようですが、物事はそれほど簡単ではありません。
 
転載始め
 

中部電 異例の要請に苦悩 浜岡原発停止

産経新聞 5月7日(土)21時26分配信
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拡大写真
 中部電力の浜岡原発。(手前から)5号機、4号機、3号機、2号機、1号機=7日午前、静岡県御前崎市で共同通信社ヘリから(写真:産経新聞)
 
 中部電力は7日、臨時取締役会を開き、政府による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止要請について受託するかどうか協議した結果、結論を持ち越した。夏場の電力供給力を十分に確保できるか見通せず、業績悪化も避けられないことから、議論が紛糾したとみられ、8日以降に改めて検討する。

【フォト】30年超の老朽炉原発も…「浜岡だけ」に疑問

 名古屋市内の本店で行われた臨時取締役会は1時間半にわたる議論の末、受諾の結論は出ず、継続審議となった。中部電は7日「検討内容がきわめて重要な事項で、多くの皆さまに多大な影響を与えることから継続審議とした」とのコメントを発表。審議項目の“追認”が通例の取締役会で結論が持ち越されるのは珍しく、事前に国と中部電側の調整がほとんどなかったことがうかがえる。

 関係者は「電力供給、燃料調達、業績、津波など議論する範囲が広すぎる」と話す。中でも最大の問題は電力供給だ。

 3基全てを停止した場合、今夏のピーク見込みに対しての余裕を示す「予備率」は17%から3%程度に急減。電力業界で適正水準とされる8~10%を大幅に下回り、想定外の猛暑となれば管内に大停電を引き起こす可能性もある。

 中部電は、供給力確保に向け、休眠中の火力発電所の再稼働を検討しているとみられる。しかし、再稼働には設備点検など数カ月の準備作業が必要で、ピークの夏場に間に合わないことも考えられる。

 政府は、関西電力からの電力融通などで対応可能とするものの、関電も約3分の1の原発が定期検査で停止しているなど、中部電への供給余力がどれくらいあるか不透明だ。

 業績への影響も見過ごせない。全3基を停止すると、燃料費など年間2500億円のコスト増要因となり、今年度に見込む経常利益1050億円が一転、赤字に転落する可能性もある。社内には「株主に説明がつかない。国の要請で業績が悪化するのなら、国はその分を何とかしてくれるのか」との声も出ている。

 
浜岡原発は、古くなった1、2号機がすでに運転を終了。3号機は定期検査のため停止中で、4、5号機は運転を続けている。

転載終わり
 
浜岡原発は、40年以上にわたって運営されてきた実績があります。
つい先日には、津波対策としての不十分さを指摘されており、ここがクリアされれば点検中の3号機を7月には運転再開に向けて関連業者が動いていたわけです。
 
私の知人が、御前崎で冷却装置を市役所や浜岡原発に納入されている業者さんがいます。彼の話によれば、現場の業者は、首相の停止要請によって、一時的に仕事を見合わせなければならないことに不満を持っているとのことでした。
 
さらに、御前崎市の石原市長は、記者会見で浜岡原発だけをやり玉に挙げていることに反発。筋として、全原発に停止要請することに言及しています。
この言葉だけが独り歩きするのはフェアではありませんが、私個人は石原茂雄市長の言い分は当然であると思います。やはり、首相が判断された根拠や考え方を明確に提示していないため、こうした地元首長からの不満がでるのは当然のことです。
 
同時に、これも石原市長の評判が悪くされている言葉として、国からの補助金問題があります。原子力発電所の運営は、国策でもあるわけですし、地元との連携がないと成り立ちません。御前崎市だけで浜岡原発を運営していくことは不可能なのです。全面停止となれば、当然補償をするのが筋となります。原発関連で雇用や仕事が生まれているわけですから、こうした方々の生活を奪う以上は、補償は必然的に発生します。市長は、この点を指摘したかったのでしょう。言葉足らずだったのかもしれませんが・・・
 
話は、中部電力に戻ります。
現在も、中部電力側は様々な議論を重ねて対応を考えていると思います。
彼らが、異例の停止要請に当惑していることは事実です。
そして、そう簡単に結論を出せない問題であることも承知しています。
いくら首相からの要請とはいえ、明日に廃止できる代物ではないからです。
国のエネルギー問題、地元経済に関係がある以上、慎重になるのは当然のことです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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