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イランの独自制裁に関して

 2010-09-03

イラン独自制裁、原油輸入は規制せず…政府

読売新聞 9月3日(金)3時2分配信
 イランの核開発をめぐり、政府が国連安全保障理事会制裁決議に付随してまとめた独自措置の全容が2日、明らかになった。

 資産凍結・入国禁止対象として新たに100以上の団体・個人を指定するなど、欧州連合(EU)が7月にまとめた措置と同程度の内容だ。イランからの原油輸入規制は盛り込まない。3日の閣議で了解する。

 金融分野では、日本の金融機関に対し、イラン中央銀行が発行する国債や公債の購入禁止や、イランの銀行と新規のコルレス(代理店)契約の停止などが盛り込まれる。

 資産凍結は〈1〉イランの国営銀行などの金融機関〈2〉核・弾道ミサイル開発に関与している疑いのある機関、人物――に分けて行う。国営銀行については新たに2行を指定する見通しだ。
最終更新:9月3日(金)3時2分

 
イランの核疑惑があることは、国際政治の舞台で懸念材料となっていました。
国際世論の批判を全く無視してきたイランが、国連安全保障理事会から制裁を受けるのは、ある意味当然の流れであります。
しかし、ここで見落としてはならない点があります。
イラン制裁に動いている国として代表的存在はアメリカとヨーロッパのユダヤ人です。特に、ユダヤ系の方々がイスラエルに向けた核武装を最も警戒しており、中東で核戦争となることを恐れてのものでしょう。よって、非常任理事国として、日本が、イランの核実験に対して制裁をするということなのでしょうが、正直日本にはあまりメリットがあるとは思えません。この辺の説明をしない限り、原油輸入を特別扱いをする根拠は薄いでしょう。
 
もちろん私は、イランが核武装をしてイスラエルを攻撃するという姿を見たくありません。また、中東で核戦争が起こることも断固反対します。ただ、これは米欧諸国の思惑が大きく働いているという事情を、どこまで政府が理解しているのでしょうか。
 
現在、日本とイランの関係は決して悪くはありません。
独自制裁に対する説明責任を怠るならば、イランとの関係は著しく悪化します。イランの行動自体は決してほめられるものではありませんが、私たちが意識しなければいけないのは、アラブとユダヤの対立は数千年にわたって続いているという事実です。ユダヤ民族にとっては失いたくないイスラエル。一方、アラブ諸国にとっては許しがたい侵略者としてのイスラエル。それを支援するアメリカは、イランからみれば「悪魔の国」となります。アメリカから見れば、イランは「悪の枢軸」の一つ。ここには、キリスト教徒対イスラム教の宗教対立があることは間違いありません。
 
ここにきて、イランと北朝鮮の核がクローズアップされてきました。
世界的には核削減に向かっている中、核武装を強化しようとする国があるのは、国際政治の安定にとって極めて脅威となります。
ただ、日本にとっては、明らかに北朝鮮との関係のほうが危険性は高いと言えます。拉致被害者の問題は暗礁に乗り上げていますし、ここ数年続いている北朝鮮からのミサイル実験や核実験に対して対策が取れていません。シナが北朝鮮を支援しているのは周知の事実ですので、国連では北朝鮮の批判はシナが握りつぶすことが多くあります。それとは反対に、イランの場合はイスラエルという国がキーワードとなっているため、国際的世論を取り付けやすいのでしょう。常任理事国から見れば、北朝鮮の問題は、極東でおきている事件に過ぎず、彼らの生活を脅かすものではありません。しかし、イランがイスラエルを射程にした核武装をすれば、“祖国”を失う恐れのある米欧人の恐怖はかなり大きいと判断できます。
 
同じ理屈で、日本はしっかりと国連や国際舞台で国家存亡の危機だということを訴える必要があります。さもなければ、全てシナに握りつぶされてしまい、「将軍様」の暴走を止めることはできなくなります。
 
同じ日に、北朝鮮の核実験とイランの核への制裁に関する記事が出たのは偶然ではないでしょう。日本人は、今一度国際的視野にたってこの問題を考える必要があります。
 
 
 
 
 
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