スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)
タグ :

バーナンキFRB議長が反論

 2010-11-06
日米両国で金融緩和を実施する方向性が出ました。
アメリカ国内では、金融緩和に対する疑問の声が出始めており、早速バーナンキFRB議長が反論をしています。


転載始め

米成長がドルを押し上げ=世界の景気回復にも重要―FRB議長

時事通信 11月6日(土)9時0分配信
【ワシントン時事】バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は5日、フロリダ州ジャクソンビル大で講演し、先に決定した追加金融緩和策に関連し、強い米国経済は米国民だけでなく世界経済の回復にとっても重要だとの認識を示した。米経済が力強い成長を遂げれば、ドルのファンダメンタルズ(基礎的条件)は最も強くなると述べ、新興国から上がる追加金融緩和は「ドル安誘導」などとの批判に反論した。
緩和策は米国債を大量購入し、長期金利を押し下げることで、景気のてこ入れを図るものだが、インフレ高進やバブル膨張のリスクに加え、緩和効果の不透明さが指摘されている。さらに、ブラジルなど新興国は、投機資金が流入し、ドル安をさらに促進すると不満を訴えている。
 
転載終わり

結論から言えば、FRB(連邦準備制度理事会)議長としては、当然の反論です。
なぜなら、ドル安誘導をFRBがやることはあり得ないからです。
あくまでも、中央銀行であるFRBが行う政策は物価の安定と雇用です。
ドル安誘導は政治的な政策であり、アメリカ議会や財務省が絡みます。
よって、マスコミからの批判は正当ではなく、バーナンキは当たり前の反論をしたに過ぎません。貿易赤字を抱えるアメリカ経済にとって、ドル安誘導によってテコ入れしたいということでしょうが、為替介入や為替誘導によってアメリカの貿易赤字は減っていません。バーナンキはそのことが分かっていますので、これは議会が求めている以外にあり得ないのです。


要は、バーナンキが主張しているのは、金融緩和によって景気回復を行えば、いずれ金利が上昇し、ドル高へと戻ることを示唆しているわけです(上記の転載記事の下線部分のコメント参照)。かなり大胆な規模の金融緩和を行っているので、そろそろ効果が出てくる可能性は高いです。また、サブプライム・ショック以後はデフレにならなっかたのは金融緩和を断行したおかげです。

また、インフレ高進とバブルのリスクはそれほど懸念するほどではないでしょう。現時点、ITや住宅のようにバブルとなる要素をアメリカ経済に見つけることはできません(ポール・クルーグマンが8月20日号の週間現代の記事で言及している)。基本的に、アメリカ経済は二番底へ突入するか否かの経済状況であり、大胆な景気対策をやるのは当然のことと言えるでしょう。
さらに、ブラジルなどの新興国がドル安に伴う自国通貨高によって輸出が伸び悩み、国内市場に投機マネーが流れてバブルを生み出すという主張はアメリカの責任ではありません。


翻って、日銀の政策を見てみると、バーナンキのような明確な言葉や方向性が聞こえてきません。
最近になって、ようやく金融緩和を行い始めたのですが、まだまだ経済成長によるファンダメンタルズを上昇させることを目的にしているとは思えません。先進国では、経済成長率と同様にインフレ率は3%から4%ならマイルドなインフレとして許容されています。しかしながら、日本の場合は1%程度です。これでは、明らかに低いと言わざるを得ません。


アメリカの経済政策の中に、日本が見習う点は多いと思います。
実際に、アメリカは日本経済の成功と失敗を研究している人が、現在のFRBの議長だからです。デフレを脱却し、大恐慌を止めることができたのは、実は日本のバブル崩壊の教訓があったということです。


バーナンキ議長とわが国の白川日銀総裁の言動や政策からは、しばらく目が離せない日々となりそうです。










タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://yutasteve.blog.fc2.com/tb.php/253-ab6a1de2

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。