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TPP参加の駆け引き

 2010-11-15
TPPにおける駆け引きが激化しています。
尖閣のビデオ流出問題で、あまり話題にのぼることがなかったTPPですが、日本は来年以降に参加する方向性を示したようです。


下記の記事は、APEC,ASEAN,TPPの関係を分類した図と関連記事です。
まるで、経済ブロックを見ているようでありますが、EUのような統合を目指すのか、EUに対するカウンターなのかは、いまいち分かりません。

アジア・太平洋地域で経済協力を進めることはできますが、EUのような経済統合は極めて難しいでしょう。それは、ヨーロッパという一つの文化で統一したEU統合が、十分に機能していないところを見れば一目瞭然です。また、アメリカがしっかりとTPPにも入っています。この地域での地位を失うことはできないということでしょう。この辺の駆け引きを考慮しながらの参加ですので、なかなか難題だと思います。

関連記事転載始め

経済連携で駆け引き激化 勢いづくTPP陣営、防戦強いられる中国

2010/11/13 21:33更新
メインフォトの説明

アジア太平洋地域の経済連携の枠組み

 アジア太平洋経済協力会議APEC)の焦点である経済連携をめぐり、首脳間の駆け引きが激化している。勢いづくのは、将来の域内経済統合構想につながる有力な枠組みとされる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)陣営。菅直人首相が参加に強い意欲を示したほか、新たに関心を示す首脳も相次ぐ。逆に、東南アジア諸国連合ASEAN)を軸にした枠組みを推す中国胡錦濤国家主席は対応に苦慮しそうだ。

菅首相は首脳会議前の会合で「アジア太平洋地域とともに成長の道を歩むことを抜きに日本の繁栄は考えられない」と述べるとともに、「日本は再び大きく国を開く」と語り、米国が主導するTPP参加を目指す考えをにじませた。
 直後に講演したオバマ米大統領は「日本がTPPに交渉チームを送ることをうれしく思う」と歓迎。その背景には、日本が参加すれば現時点で国内総生産GDP)1位の米国、2位の日本が入る巨大な枠組みとなり、一気に存在感が増すという期待感もある。
 実際、TPP交渉に参加する9カ国の首脳は、ほとんどが日本の参加に好意的だ。中には「(日本の参加決定は)早い方がいい」と語るシンガポールのリム通産相のように、日本が手間取る国内調整を急ぐよう促す声もあるが、日本の姿勢がTPP陣営を勢いづかせたことは確かだ。
 この流れは他の首脳にも波及。タイのアピシット首相が「TPPに関心を持っている」と述べたほか、台湾の馬英九総統も「参加のチャンスが得られることを望む」と前向きだ。
 これに対して防戦を強いられているのが中国だ。中国ASEANに日中韓を加えたASEANプラス3に軸足を置く。だが、TPP勢力が台頭すればするほど、APECで孤立化するという懸念は消えない。
 このため「中国は表面上はTPP勢力の拡大を牽制(けんせい)しているが、TPPへの明確な反対姿勢は決して取ろうとせず、もっぱら情報収集を進めている」(交渉筋)とみられている。
 事実、胡主席は13日の講演でも「中国の巨大市場はアジア太平洋地域の発展に貢献している」などと述べるだけで、同席した菅首相やオバマ大統領のように具体的な経済統合に言及する場面はなかった。APECの交渉担当者の間では「対応に苦慮する中国が一転してTPPに関心を寄せてくる可能性もある」との見方も出ている。
関連記事転載終わり

前回は、TPPの理論的な方向性としては正しいということ、そして国際的に孤立しない上では参加した方がよいことを述べました。ただし、そのときに問題となるのが農業です。世界でも第5位を誇る日本農業がTPPの協議に入り、自由貿易を行うことが正しいというのが、国際的な感覚です。参加国は、日本に対して好意的に捕らえている国も多く、日本への期待が高まっています。

参加の課題となっている日本農業は、技術は高くとも、生産性が低いものが多いとされます。それは、政府による補助金や米の高率関税に代表される保護主義です。政治的には、農水族がいち早く反対を表明しており、来年までに結論が出るのかは分かりません。


参加するなら、日本はしっかりとイニシャチブをとることでしょう。
シナも参加するとなったら、おそらくアメリカとがリーダーシップを競います。
現在の日本の外交力を考えると、あまり期待できません。
自由貿易を基本としているとは言え、国の経済は政治力によって変わります。いつ、アメリカやシナが保護貿易をするか分かりません。日本に対して「市場開放」を盾に無理難題を押し付けてくるかもしれません。


三大大国が組み込まれるメリットは、それだけ市場が拡大して貿易と投資が促進されることです。
一方、デメリットは、政治力による駆け引きで保護貿易となる危険性が高いこと。加えて、日本の外交力が弱いことで、無理難題を押し付けられる可能性があるということを指摘しておきます。

要するに、TPPは自由貿易を盾にした経済外交の場所です。

日本が、参加した後にリーダーシップを発揮することができるのなら、大いなるメリットがあるでしょう。但し、アメリカとシナに板ばさみとなって、存在感が示せなくなる可能性もあります。

それでも、TPPに参加する大義名分を探すならば、シナが難色を示していることにつけこむことです。つまり、世界帝国を目指しているシナを、諸外国との経済提携で包囲網を作り、けん制するということです。シナは法治国家とは言いがたいので、決して経済連携できる相手ではありません。シナを孤立化させ、他の国との経済連携を図ることは外交上十分にあり得ることだと思います。アジア諸国の多くは日本に対して好意的なので、実現可能な外交政策だと考えます。日本独自での外交が厳しいならば、諸外国との連携強化を図るというのも良いかもしれません。















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